介護と仕事の両立はきつい|みんなどうしてる?事例紹介

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介護と仕事の両立は、きついです。

きついのに、介護離職はやめたほうがいいなんて聞くと

じゃあ、どうしろと?みんなどうしてるの?

と疑問ですよね?

関連記事:介護離職のメリット|やめたほうがいい本当の理由

そこで今回は、介護と仕事に両立がきつい方にみんながやっている両立方法を紹介します。

介護と仕事の両立はきつい

介護と仕事の両立はきついです。

実際に介護をされていてきついと思うことを紹介します。

介護にかかる時間が増える

介護にかかる時間は、だんだんと増えていきます。

これまでは、電話で様子を聞くぐらいでよかったのに、週末から毎日と介護にかける時間が増えます。

デイサービスまでの身支度

デイサービスを利用するからオールオッケーというわけではありません。

デイサービスに送り出すまでの身支度も必要です。

同時進行で家事・仕事

介護しつつ同時進行で家事や仕事の準備も必要です。

介護だけに集中できるわけではなく、日々の生活もあります。

長期化

介護はいつ終わるのかわかりません。

介護が長期化してきついと感じている方もいます。

送迎には立ち会いが必要

介護サービスを受けていても、勝手に行って帰ってきてくれるわけではない場合も。

送迎時には立ち会いが必要で、時間の確保がきついです。

介護にかかるお金

介護にかかるお金が正直きつい場合も。

介護にかかるお金とプラスして介護するためのお金も必要になってきます。

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再就職は難しい

介護と仕事の両立がきついからと介護離職をしてしまうと再就職は厳しいです。

家族だからこその悩み

介護は家族だからこそきついという悩みも。

  • 介護サービスを利用したがらない
  • きつく言ってしまう
  • 介護で頑張っているのに当たり前のような態度をされる

連絡が常に自分

介護に関する連絡の電話は常に自分にかかってきます。

自分が窓口なので動くのは自然と自分になってしまうのはきついです。

介護と仕事の両立はきつい|両立モデル

介護と仕事の両立はきついです。

実際に両立されている方の両立モデルを紹介します。

厚生労働省の仕事と介護の両立モデルを参考にさせてもらっています。

勤務先の仕事と介護の両立支援制度を利用

勤務先の仕事と介護の両立のための支援制度を利用しています。

  • 介護休暇
  • 介護休業など

介護しすぎない

介護を全部1人で抱え込むのは、時間的にも体力的にも精神的にも追い込まれます。

介護と仕事を両立するために使えるサービスは使う!という気持ちが大切です。

介護の費用は要介護者の貯金や年金で

介護には色々な費用がかかります。

原則として介護される方の貯金や年金でまなかうようにしましょう。

ケアマネージャーを信頼して頼る

介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護支援専門員とは、要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じると ともに、サービス(訪問介護、デイサービスなど)を受けられるようにケアプ ラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や市町村・サービス事業 者・施設等との連絡調整を行う者とされています。
また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に 関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた 者とされています。引用:厚生労働省

介護と仕事の両立をされている方は、ケアマネージャーとの信頼関係を構築されています。

介護について何か困ったら、なんでも相談するのが大切です。

ただ、ケアマネージャーも人間です。

相性もあるので、万が一上手くいかない場合は地域包括支援センターで変更できます。

介護してもらうことを知ってもらう

介護を1人で抱え込むのはきついです。

  • 親戚・兄弟
  • ご近所さん
  • 会社の方

に自分が介護していることを広く知ってもらいましょう。

老人ホーム

老人ホームは介護度に合わせていろいろな施設があります。

老人ホームはどんな生活を送るのかについては、下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:老人ホームってどんな生活?

自分の人生を諦めない

介護と仕事の両立はきついです。

だからと言って自分の人生を介護に捧げる必要は、どこにもありません。

何度も言いますが、1人で抱え込まず使えるサービスは使って仕事と介護の両立を目指しましょう。

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介護と仕事の両立はきつい|みんなどうしてる?事例紹介

介護と仕事の両立はきついです。

皆さんはどうされているのか、事例を紹介します。

派遣で働くAさんの場合

派遣で働くAさんの場合を紹介します。

介護者の状態

  • 要介護1の父
  • 父が1人で過ごせるようにしている
  • 身の回りのことは基本的に父がしている
  • デイサービス週2日
  • 自宅で1人で過ごすのが心配

仕事

  • 派遣(残業がない)
  • 派遣先は介護に対して理解がある
  • 仕事中でも介護の連絡が入るためスマホを触るのを許容されている

介護と仕事の両立できているポイント

介護と仕事の両立ができているポイントを紹介します。

家族と親戚の協力

Aさんは元々社交的な性格から家族や親戚に積極的に介護の話をされています。

そのため、家族や親戚からの協力体制があります。

ケアマネージャーとの信頼関係

Aさんは何かあればケアマネージャーさんに相談しています。

とてもいいケアマネージャーさんでAさんも信頼する気持ちを持って相談できています。

自分の時間をしっかり確保している

Aさんは、ときどき仕事帰りにカフェに寄ってゆっくりする時間や会社の仲間との時間を持っているそう。

介護と仕事の両立と並行して自分のための時間を確保されています。

派遣

派遣は親の介護しながら出来る仕事としておすすめです。

派遣担当者に、介護しながらできる仕事を紹介してもらえるからです。

さらに、在宅勤務ならより一層介護と仕事の両立には向いています。

派遣大手アデコ は、在宅勤務に強い派遣会社です。

関連記事:親の介護しながら出来る仕事|辞めた方がいい選択

フルタイムで働くBさん

フルタイムで働くBさんの介護と仕事の両立について紹介します。

介護者の状態

  • 要介護1
  • 糖尿病
  • 母(要支援認定)元気
  • デイサービス週1回母(週2回)
  • 土日に様子を見にいく

仕事

  • 残業は少ない
  • 職場の理解がある
  • Bさんは介護休業や介護休暇の取得対象と知らなかった

介護と仕事の両立できているポイント

Bさんが介護と仕事の両立ができているポイントを紹介します。

母が元気見守り程度でいい

お母様は要支援ではありますが、元気です。

日々のことはお母様がされているので、様子を聞くことやケアマネージャーとのやりとりを主にされています。

自分でなんでもやろうとするのをケアマネージャーにブレーキをかけてもらった

お父様に介護が必要になったタイミングで、Bさん自身であれやこれやと情報収集に奔走されたそうです。

それをケアマネージャーさんがストップしてくれたことで、無理なく介護と仕事の両立ができているそう。

ケアマネージャーとのやり取りはメールでしてもらった

Bさんはフルタイムで仕事をしています。

頻繁に電話でのやり取りは難しいため、ケアマネージャーさんとのやり取りはメールでしているそう。

まとめ

介護と仕事の両立はきついです。

介護に関する制度やサービスに精通するケアマネージャーに頼りながら両立を目指しましょう!